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サウナでよく言われる「ととのう」の正体

サウナに入った際に得られる恍惚感を「ととのう」と表現したりしますが、「ととのう」の正体について実感を持って説明できる人はそこまで多くないと思います。

 

今回は、自分の経験から「ととのう」とはどういう状態なのかについて、お話したいと思います。

 

まずこれは皆さんに知ってほしいことなのですが、「ととのった〜」といっている人の大半は「ととのって」いないと思います。

なぜなら、「ととのっている」ときは「ととのった〜」などど言える精神状態にないからです。笑

 

私の経験からすると、ととのっているときは体全体に新鮮な血流が行き渡り、体全体の感覚が研ぎ澄まされ、上下左右の感覚がなくなりまるで宇宙にいるような、はたまた泥酔したときに感じるものに似た方向感覚のなさを感じます。ただ、意識ははっきりしているので、それはそれは不思議な感覚です。

「合法かつ健康になれる麻薬」と言う人がいますが、本当にそのような感覚に陥ります。麻薬の感覚を私は知りませんが。

 

ととのっているときはじっと目をつむり、「その状態」を十分に満喫します。「それ」は、「サウナ→水風呂→外気浴」の1セット目で訪れるときもあれば、何セット行っても来ない日もあり、本当に気まぐれな存在です。

しかし、気まぐれとは言っても、ととのうための条件がいくつかあります。例えば:

・適度な空腹状態

・十分な水分補給からの大量の発汗

・よく冷えた水風呂

・空を見上げられるほどゆったりとした椅子

・程度に冷たい外気

 

これだけの条件が揃って初めて「ととのう」ことができます。しかも、揃ったとしても「ととのい」が訪れるかはわからないという。

私にとって「ととのい」は、突然訪れる天からのご褒美のようなものなのです。

 

「ととのう」を体験できて初めてサウナーを名乗ってくださいね(威圧)